片づけはアート 人生はアート

【ときめき片づけ】で、自分の人生という「アート」をクリエイト

ヒヤシンスのある風景<その2>

 

前記事からの続きです。

 

そんな中、ある年の冬

ヒヤシンスの水栽培を始めました。

 

以前見た雑誌で、ある方のお部屋に

ヒヤシンスの花瓶が並んでいるのが、印象に残っていて。

その窓辺はとてもキラキラと素敵にうつり

ご自分なりのときめく暮らしを

楽しんでいらっしゃる様子も 伝わってきました。

 

しかしながらその時の私は、植物を育てる以前に

お家も(自分自身のお手入れも)ままならない状態で、

わが家には一生ムリなこと、と思っていました。

 

それが、片づけを終えたら

お掃除もそうですが、ヒヤシンスの水栽培なんて

ハードルが高いと思っていたことに、

挑戦できる余裕が出来ました。

 

最初は、温度や水の量や

色々あんばいがわからなくて

お花を咲かせることが出来ずじまいでした。

 

が、その経験から学び

今度は球根からスタートではなく、

お花屋さんで すでに蕾になっているものを購入し、

温度や水の量も気をつけて

日々様子を見ながら、ついに

開花を楽しめるようになりました。

 

ヒヤシンスの香り、ものすごく豊かで

生きている力強い香りがします。

そのほんのりとかぐわしい香りを

全身で味わいながら、

これこそが私の「理想の暮らし」だったんだーと、

気づきました。

 

お掃除がしやすそうなお家、というのはもちろん

お掃除がすんなりできた上で、

こうして手をかけ目をかけ

ささいな変化を感じ取れる生活。

心おだやかに、

ささやかなよろこびを感じられる生活。

 

片づけを始める前、

イメージしたお部屋の先に

気づかなかった本当の望みが

無意識にも、こうしてあったなんて。

なんだかとても、じーんとしてしまいました。

 

イメージよりも、現実の方が、

何倍もグッとくる。

 

ヒヤシンスの成長、ささやかだけど、

蕾から今にも花を咲かせようとする気配

大きく開花したその華やかさと香しさ

もうすぐ枯れていく中での、

精いっぱい咲ききった残り香ー

そういった人生の一部のようなものを

見守れることは、

ささやかだけど ささやかではなく。

なんてドラマティックで、すばらしいんだろう。

そして、そういう意識でいられる

そこに意識を向けられる自分でいよう、と

改めて

自分のときめく生き方のスタンスも

確認させてもらいました。

 

片づけ祭り、大変なことももちろんありますが、

こうして後からグッとくるような

よろこびや楽しみがあるのも、

取り組んでよかったーという

大きな醍醐味のように思います。